こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島市の静かな住宅街を歩いていると、角地に現れる一軒のレトロな建物。
黄色い看板に「火山飯店」の文字。
そして「中華料理」と書かれた暖簾をくぐると、そこにはどこか懐かしい昭和の空気が漂っていました。
お目当ては、名前からしてインパクト抜群の「火山マグマ定食」。
運ばれてきた瞬間、石鍋の中からグツグツと立ち上る湯気と香りに思わずテンションMAX。
これはただのランチじゃない。
鹿児島で体験する、熱々の旨辛中華エンターテインメントでした。
住宅街にひっそり佇む“中華の名店”──黄色い看板が目印の「火山飯店」
鹿児島市内の静かな住宅街に、ふと現れるこのレトロな外観。
黄色い看板に赤字で大きく「火山飯店」と書かれた看板は、どこか懐かしくて、ちょっとドキドキする雰囲気をまとっています。

角地にぴったりとはまった建物の形が印象的で、道行く人の目を惹く存在感。
看板の下には「中華料理」と書かれたのれんが揺れていて、暖簾をくぐる瞬間からすでに物語が始まっている気がします。
近くにはマンションや住宅が立ち並び、まさに、地元に愛される中華屋さんという言葉がぴったり。
店前の立て看板やメニュー表、そして入り口横にちょこんと置かれた観葉植物たちが、お店の温かみを物語っているようでした。

正直、最初は「え?ここがご飯屋さんですか?」と驚くくらい、外観は控えめ。
でもそのギャップが、食欲と期待をどんどん引き立ててくれるんです。
赤いイスと中華ムード全開の店内で、ワクワクが止まらない
店内に一歩足を踏み入れると、そこにはまさに、ザ・中華食堂な世界が広がっていました。
温かみのある木目調のテーブルに、どこか懐かしい赤いカウンターチェア。
オレンジの壁が照明と相まって、店内をほんのりレトロな空気で包んでくれます。

カウンターの奥では店主らしき男性が手際よく皿を準備していて、その姿を見ているだけでも、良店の予感を確信させられるほど。
料理が運ばれてくる前から、もう満足度が高い。
壁際にはアジア雑貨や昭和レトロなフィギュア、写真などがディスプレイされており、これがまた良い味を出しているんです。

まるで昭和の名画に出てきそうなワンシーン。
これだけでSNSに投稿したくなるビジュアル。
細かいところまで世界観が作り込まれていて、ついつい見入ってしまいました。
全体的にコンパクトな空間ながらも、どこか落ち着く居心地の良さ。
常連さんがふらっと立ち寄るのも納得の、温もりある店内です。
メニューににじみ出る店主のこだわり。ユニークな名前にワクワクが止まらない!
まず驚いたのは、メニューの名前のセンス。
どれもこれも一筋縄ではいかないラインナップで、読み進めるだけでお腹が鳴ってしまいます。

まず目を引いたのは看板メニューとも言える「火山マグマ定食」。
名前からして辛さ爆発なのか、と思いきや、「マグマ麻婆」「チーズマグマ麻婆定食」など、バリエーションが豊富で、辛いもの好きにはたまらない展開。
他にも「中華キーマカレー」や「中華チーズキーマカレー」といった変化球系の中華メニューも並び、食べる前から「どんな味なんだろう」と好奇心が刺激されます。
定食類には「排骨(パーコー)定食」「唐揚げ香味ダレ定食」「豚しゃぶ香味ダレ定食」など、ボリューム満点かつ個性的な料理が勢揃い。
しかも、どの定食にもスープ・ライス・漬物が付いてくるのが嬉しいポイント。
さらに、まだまだ魅力的な品が続々登場。

「チキン南蛮」「赤ちゃんぽん」「カレースパイシー炒飯」「塩ダレ炒飯」など、ガッツリ派も満足な布陣。
極めつけは「麻婆ちゃんぽん」「麻婆天津飯」「麻婆炒飯」と麻婆シリーズが大充実。
どれも110円で、チーズトッピングも可能とのこと。
これはもう麻婆の楽園と呼びたくなる世界です。
店内の雰囲気に合わせて、メニューも個性全開。
食べる楽しさだけでなく、選ぶ楽しさまでしっかり用意されているのが、火山飯店の魅力だと感じました。
看板メニュー・オリジナル定食
メニュー名 | 価格 |
---|---|
火山マグマ定食 | ¥1,100 |
マグマ麻婆定食 | ¥880 |
チーズマグマ麻婆定食 | ¥990 |
ご飯系・カレー系
メニュー名 | 価格 |
---|---|
中華キーマカレー | ¥880 |
中華チーズキーマカレー | ¥990 |
火山飯(炒飯) | ¥880 |
聖なし天津飯(たぶん“特製”のもじり?) | ¥880 |
カレースパイシー炒飯 | ¥990 |
塩ダレ炒飯 | ¥790 |
定食メニュー
メニュー名 | 価格 |
---|---|
店揚げ定食 | ¥880 |
排骨(パーコー)定食 | ¥990 |
唐揚げ香味ダレ定食 | ¥990 |
豚しゃぶ香味ダレ定食 | ¥990 |
酢豚定食 | ¥990 |
豚野菜炒め定食 | ¥880 |
ソース焼きそば定食 | ¥880 |
回鍋肉(ホイコーロー)定食 | ¥990 |
レバニラ定食 | ¥880 |
青レバニラ定食 | ¥990 |
※ 定食には「スープ・ライス・漬物」が付きます(サラダは無し)
麺類・セット系
メニュー名 | 価格 |
---|---|
赤ちゃんぽん | ¥990 |
麻婆ちゃんぽん | ¥1,100 |
麻婆天津飯 | ¥1,100 |
麻婆炒飯 | ¥1,100 |
※麻婆シリーズは+¥110でチーズトッピング可!
サイドメニュー
メニュー名 | 価格 |
---|---|
ライス | ¥110 |
熱々!グツグツ!旨辛のマグマが襲いかかる「火山マグマ定食」体験記
注文したのは、店名を冠した看板メニュー、その名も「火山マグマ定食」(¥1,100)。
運ばれてきた瞬間、たちこめる湯気とともに、目の前に現れた石鍋のグツグツ具合に圧倒されます。

まず視覚から攻めてくるこのビジュアル。
真っ赤なスープの中で、豆腐、豚肉、ネギが火山のマグマのように煮え立ち、頂上には鮮やかな糸唐辛子が豪快にトッピング。
これはもう食べる前から、滝汗確定の予感。

ひと口すくって口に入れると「うまっ!そして辛っ!」。
辛さは確かにあるんですが、ただ辛いだけじゃない。
自家製っぽい麻婆ベースに、コク深い旨味と山椒のシビれ、香味野菜の風味が重なって、複雑でクセになる味わいに仕上がっています。

そして注目すべきは、豚バラ肉の存在感。
しっかりとした厚みがありながら、柔らかく煮込まれていて、脂の甘みがマグマスープと絶妙にマッチ。
肉好きにもたまらない一品です。

付け合わせには、ふっくらツヤツヤの白ごはん。
このごはんがまた、マグマの辛みを優しく受け止めてくれて最高のバランサーに。

スープは中華系の優しい味わいで、野菜がたっぷり入っており、口直しにもぴったり。

漬物はゴーヤと高菜の2種盛りで、ほろ苦さと塩気がアクセントに。

全体として、「ただ辛いだけじゃない」旨辛の芸術作品。
まさに火山のようなエネルギーを感じる定食で、一口一口がクセになっていく、そんな中毒性のある一皿でした。
【まとめ】鹿児島で“熱くて旨い”を探すなら、火山飯店は外せない!
火山飯店でいただいた「火山マグマ定食」は、名前のインパクトに負けない本格派の旨辛グルメでした。
ただ辛いだけじゃなく、しっかりとしたコクと奥深い味があり、豚肉や豆腐の存在感もしっかり。
何より熱々の石鍋で出てくる演出が食欲を爆発させてくれます。
お店の外観は昭和レトロな雰囲気、店内もどこか懐かしく落ち着く空気が流れ、常連さんに愛されている理由がよくわかりました。
そして、豊富すぎるメニューの数々。
何度通っても新しい味に出会えるお店です。
鹿児島で「ガッツリ食べたい」「ちょっと変わった中華が食べたい」「辛いものに挑戦したい」そんな気分になった時、間違いなくおすすめできるお店。
それが火山飯店です。
ぜひ、足を運んでみては。
それでは、またね~
火山飯店|店舗情報
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 火山飯店(夜は「火山酒場」として営業) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市泉町8‑10 1F |
アクセス | 鹿児島市電「朝日通駅」から徒歩約4分 |
電話番号 | 099‑210‑7935 |
営業時間 | 昼:11:00〜14:30(L.O.14:00)夜:17:00〜22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 毎週日曜+不定休あり |
駐車場 | なし(近隣コインパーキング利用推奨) |
支払い方法 | 現金、電子マネー、QRコード決済対応 |
@kazan_hanten | |
備考 | 昼は定食中心、夜は酒場メニュー(1ドリンク制)貸切・飲み放題も対応可 |
・メニューについて
ランチの定食は漬物・スープ付き、夜は単品中心の酒場スタイル。
メニュー数は昼40種前後、夜は50種ほど、夕方以降はおつまみも豊富 TJカゴシマweb版|鹿児島のグルメ・温泉・イベント情報ポータルサイトあちこち
夏限定で「冷やし火山」などの季節メニューも登場 あちこち
夜は貸切で飲み放題コース(約4万円以上)も対応可能 TJカゴシマweb版|鹿児島のグルメ・温泉・イベント情報ポータルサイトあちこち