こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島市・荒田の大通り沿いに、2025年6月オープンしたばかりの注目店、鰻亭 翠泉(すいせん)。
うなぎが好きな人はもちろん、ちょっと贅沢したい日にもぴったりな、見た目も味も期待以上のご褒美うなぎがいただけるお店です。
今回は実際に足を運び、看板メニューの「二色重」を堪能してきました。
香ばしさとふわとろ感の両立、白焼きの上品さにタレ焼きの力強さ。
その一口一口に感動しながら、「うなぎの奥深さって、すごい…」と心底うなったひととき。
お店の雰囲気やメニュー、食べ方の楽しみ方まで、写真たっぷりでレポートします!
“大通りの隠れ名店”!鹿児島・荒田の鰻専門店「鰻亭 翠泉」
鹿児島市・荒田の大通り沿いを歩いていると、ふと視界に入ってくる落ち着いた佇まい。
黒と木目が美しく調和した外観に、華やかな開店祝いの花々がアクセントを添えるここが、うなぎ料理専門店「鰻亭 翠泉(すいせん)」です。

外観から伝わってくるのは、ただならぬこだわり。
看板に刻まれた「翠泉」の文字は、まるで一幅の絵のよう。
入り口に掲げられた鰻の暖簾も、潔い一文字で鰻への誇りがにじみ出ています。

さらに目を引くのは店先に掲示されたメニュー表。
うな重、うな丼、二色重に白焼きまで、どれも見た目からして美味しそうで、写真を見るだけでお腹が鳴ってしまうほど。
しっかりとした価格表示と営業時間の案内もあり、初めての方でも安心して立ち寄れる雰囲気です。

周囲は住宅街とビジネス街が混じる落ち着いたエリアですが、車通りの多い大通り沿いに位置していてアクセスも抜群。
こんなところに、こんな本格派なうなぎ屋が?と、思わず友達に教えたくなるような、まさに大通りの隠れ名店といった印象です。
木の温もりと静けさに包まれる上質空間。居心地の良さも「鰻亭 翠泉」の魅力
一歩足を踏み入れると、まるで別世界のような静けさと落ち着き。
ここ「鰻亭 翠泉」の店内は、木のぬくもりを大切にした和モダンな空間が広がっていました。

まず目に入るのは、木目の美しいカウンター席。
1人でもふらっと入りやすく、プライベートな空間がしっかりと保たれています。
仕切りや間隔のとり方も丁寧で、周囲を気にせず食事に集中できるのが嬉しいポイント。
テーブルの上には、必要最低限で洗練された調味料セットとお店の名刺。
これがまたセンス良く並んでいて、こだわりは料理だけじゃないなと感じさせられました。

奥に進むと、テーブル席や座敷席も完備。
特に赤いランチョンマットが映えるテーブル席は、ちょっとした会食や家族利用にもぴったり。

さらに奥には掘りごたつ式の座敷席も用意されていて、足を伸ばしてくつろげるスタイル。
ご年配の方でも安心して過ごせる配慮が感じられました。

全体的に、照明も控えめでとにかく居心地が良い。
静かなBGMとともに、まるで旅館の個室にいるような上質な空間です。
「ここで食べるうなぎなら、間違いない」と直感的に思える店内でした。
鰻の魅力を最大限に引き出すラインナップ!「鰻亭 翠泉」の豊富なメニュー紹介
「鰻亭 翠泉」のメニューは、とにかく鰻に対する本気度が伝わってくる構成。うな重やうな丼をはじめ、白焼きや肝まで、王道から通好みの一品料理までがずらりと揃っています。

うな重・うな丼メニュー
メニュー名 | 内容 | 価格(税込) |
---|---|---|
うな重 並 | 半身 | ¥2,480 |
うな重 上 | 1匹 | ¥3,980 |
うな重 特上 | 1匹半 | ¥4,980 |
二色重 | 半身×2種 | ¥4,280 |
うな丼 並 | 半身 | ¥2,480 |
うな丼 上 | 1匹 | ¥3,980 |
うな丼 特上 | 1匹半 | ¥4,980 |
二色丼 | 半身×2種 | ¥4,280 |
一品料理
メニュー名 | 内容 | 価格(税込) |
---|---|---|
うな肝卵黄添え | ¥880 | |
白焼 並 | 半身 | ¥1,650 |
白焼 上 | 1匹 | ¥3,300 |
かば焼 並 | 半身 | ¥1,540 |
かば焼 上 | 1匹 | ¥3,080 |

本日の日本酒(各一合)
銘柄 | 種別 | 価格(税込) |
---|---|---|
作(ざく) | 愛山 純米吟醸 | ¥1,200 |
羽根屋 | 純米吟醸五十翠葉 | ¥1,200 |
越前旬 | 純米大吟醸 | ¥1,200 |
獺祭(だっさい) | 純米大吟醸 一合瓶 | ¥1,500 |
ドリンクメニュー
種類 | 商品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
ハイボール | 角ハイ、ジンジャー、コークなど | 各¥650~700 |
ウィスキー | 竹鶴、宮城峡、山崎など | ¥1,000 |
サワー | よだれもん、無糖レモン | ¥600 |
焼酎 | 黒伊佐錦、島美人、三岳など | ¥550~700 |
ジン | 翠ジンソーダ | ¥600 |
ビール | アサヒスーパードライ(生・瓶) | ¥700~800 |
ノンアル | アサヒドライゼロ | ¥600 |
ソフトドリンク | コーラ、ジンジャー、烏龍茶など | ¥400~500 |
お店のこだわりがぎっしり詰まったメニュー構成で、特に「二色重」や「肝卵黄添え」など、少し珍しい組み合わせに心が躍ります。
二つの美味がひとつに凝縮!「鰻亭 翠泉」渾身の二色重に感激
配膳された瞬間、静かに湯気を立てる黒塗りのお重。
まるで宝箱のような存在感に、箸を持つ手もピシッと引き締まります。

そっと蓋を開けると、ふわっと立ち上る香ばしい香り。
そして現れたのは、タレ焼きと白焼き、二種類のうなぎが美しく並ぶ、贅沢すぎる重箱!


まずは、うなぎの王道「タレ焼き」から。
甘辛いタレがしっかりと染み込み、表面は香ばしく中はふんわり。



口の中でほどける食感と、香ばしさのハーモニーに思わず「うまっ…」と心の声が漏れました。
ご飯との相性は言うまでもなく、タレだけでご飯が何杯でもいけそうな勢いです。
次にいただくのは「白焼き」。
塩や醤油、山椒など、薬味を添えることで風味の世界がぐんと広がります。




白焼きは素材勝負。
ふっくらと脂がのりながらも上品な仕上がりで、薬味を加えるごとに味の景色が変化します。
これはまさに、大人の贅沢と、しみじみ感動しました。
付け合わせも抜かりなし!





特に印象的だったのは、うざくの爽やかさと、とろろのまろやかさ。
箸休めにちょうどよく、主役のうなぎをさらに引き立てる名脇役たちです。
こんなに満足が詰まった一膳、久々でした。
味・見た目・ボリューム、どれをとっても期待を超える一品。
鰻って、こんなに表情があるんだと、しみじみ実感したひとときでした。
最後のひと口まで自分好みに。「鰻亭 翠泉」の調味料で広がるうなぎの世界
「鰻亭 翠泉」では、料理そのものの完成度が高いのはもちろんのこと、味のカスタマイズ余地にもきちんと心配りが感じられました。
カウンターに用意されている調味料は、たったの二種類。
しかし、されど二種類。その存在感は侮れません。

右手に見えるのはキリッとしたコク深さのある「醤油」、そして中央に鎮座するのは「追いダレ」。
この追いダレがまた絶妙で、香ばしさと甘みのバランスがとても良く、冷めかけたうなぎにもう一度、炭火の記憶を呼び戻してくれるような存在なんです。
特に印象的だったのが、白焼きに塩とともに追いダレをほんの少し添えた一口。
口の中でふわりと広がる旨みの重なりに、思わず目をつぶってしまうほど。
主張しすぎず、それでいて引き立て役としても抜群。
「味変」は自己満足ではなく、最後の一口まで楽しませてくれる演出なんだなぁとしみじみ実感しました。
「鰻亭 翠泉」の【まとめ】
荒田の大通り沿いに、ひっそりとありながらも強烈な存在感を放つ鰻専門店「鰻亭 翠泉」。
お店に足を踏み入れた瞬間から、料理が運ばれてくるまで、そして最後のひと口を味わう瞬間までそのすべてが、丁寧で、温かくて、そして驚きに満ちていました。
とくに今回いただいた「二色重」は、タレ焼きと白焼き、それぞれの持ち味が存分に活きていて、食べ進めるたびに表情が変わる贅沢な一品。
加えて、とろろやお吸い物、うざくといった付け合わせがしっかりと主張しつつ、全体の調和を生み出しているのも見事でした。
味の美味しさはもちろんのこと、「選ぶ」「味わう」「アレンジする」という食の楽しみをきちんと演出してくれるこのお店。
正直、ただのランチではなく、小さなご褒美のような時間を過ごした気分です。
今日はちょっと贅沢したい、大切な人を連れて行きたい、
そんな日には迷わず、「鰻亭 翠泉」へ。
それでは、またね~
鰻亭 翠泉|店舗情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 鰻亭 翠泉(うなぎてい すいせん) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市荒田1丁目30-7 Izumiビル 1F |
電話番号 | 050‑5456‑3232 |
営業時間 | 昼:11:00~15:00(L.O.14:00) 夜:17:00~21:00(L.O.20:00) |
定休日 | 記載なし(公式SNSなどで最新情報を要確認) |
席数 | 掘りごたつ8卓/テーブル席2卓/カウンター5席 |
開店日 | 2025年6月20日 |
提供内容 | 国産うなぎ使用(関東風 蒸し焼き)蒲焼き・白焼き・二色重 など |
公式SNS | TikTok:@unagiteisuisen |