こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島市・騎射場エリアで美味しいラーメンを探しているなら、
ぜひチェックしてほしいのがラーメン店「厩舎(UMAGOYA KISYABA)」。
鹿児島ラーメンの魅力である、優しい豚骨スープと丁寧な素材使いをベースに、
ここでしか味わえない“ちょっと特別な一杯”が楽しめるお店です。
今回は、看板メニューの得ラーメンや自慢の餃子、
そして店内の雰囲気や券売機メニューまで、
鹿児島グルメ好きにもラーメンマニアにも響く内容を徹底レポート!
騎射場でラーメンどこ行こう?と迷った時に、間違いなく選びたくなる一軒です。
【ついつい足を止めたくなる一軒】「厩舎(UMAGOYA KISYABA)」の凛とした佇まい
鹿児島市の住宅街を歩いていると、ふと視界に飛び込んできたのがこの看板。

無骨なようでどこか品のある、力強い筆文字で描かれた「厩舎」のロゴ。
そしてその下には、シンプルかつ洗練されたローマ字表記「UMAGOYA KISYABA」。
まさに和とモダンの融合といった雰囲気で、一目でただ者じゃないと感じました。
そして建物全体を見ると、これまた印象的。

黒を基調とした外壁に、アクセントとなる赤のライン。
どこか料亭のような格調高さと、ラーメン屋らしいカジュアルさが絶妙に混じり合っていて、これは入ってみたいぞと気持ちが高まります。
店の前にはしっかりメニューの立て看板もあり、歩いているお客さんの足を止めるのも納得。
さらに横から見ると、より一層ロゴの存在感が際立ちます。

訪れた時は、雨に濡れて光る木目のルーバーと、浮かび上がるように照らされたロゴ看板が美しく感じたんですよね。
この角度からの眺めは、まるでラーメン店というよりアートギャラリーのよう。
店の前に立っただけで、すでに一杯のラーメンに価値を感じてしまう、そんな魅力が「厩舎」にはありました。
【木の温もりと活気が心地よい】「厩舎」の店内は、ラーメン前からもう満たされる
ドアを開けて中に入ると、まず目に飛び込んできたのは、無垢材風の立派なカウンター。

その自然な木目と厚みのある天板が、なんとも味わい深くてホッとする。
赤い丸椅子もアクセントになっていて、どこか昭和レトロな香りも。
昼飲みしたくなる、そんな安心感すら覚える空間です。
店内奥には広々としたテーブル席も完備。

壁にはハンガーフック、冷蔵ショーケースには瓶ビールや酎ハイがずらりと並び、地元の仲間たちとラーメンを囲む光景が自然と目に浮かびます。
ちょっと一杯から、ガッツリ一人飯まで、どんなシチュエーションにもフィットしそう。
そして入ってすぐ右手に設置されているのが券売機。

メニューも一目でわかりやすく、「鹿児島ラーメン 750円」や「煮玉子ラーメン 900円」、ガッツリ派にうれしい「得ラーメン(餃子+チャーシュー+煮玉子入り) 1000円」など、選択肢が豊富。
追加トッピングも細かく設定されていて、カスタマイズ好きにはたまらない仕様です。

ラーメンメニュー
商品名 | 価格 |
---|---|
鹿児島ラーメン | 750円 |
煮玉子ラーメン | 900円 |
餃子チャーシューメン | 930円 |
得ラーメン(餃子・チャーシュー・煮玉子入り) | 1000円 |
トッピング・ご飯もの
商品名 | 価格 |
---|---|
替え玉 | 100円 |
ごはん(小) | 150円 |
ごはん(大) | 200円 |
辛子高菜 | 50円 |
トッピング煮玉子 | 150円 |
トッピングチャーシュー | 180円 |
ねぎ増し | 100円 |
辛み味噌 | 80円 |
ドリンク
商品名 | 価格 |
---|---|
瓶ビール | 650円 |
缶アルコール類 | 440円 |
ソフトドリンク | 280円 |
メニュー表も手元に置かれており、特に目を引いたのが餃子のラインナップ。【写真⑦】
餃子メニュー(月替わり 寿包店)
名称 | 特徴 |
---|---|
A. 餃子バカ一代オリジナル餃子 | 鹿児島×宮崎の素材を使ったコラボ餃子、生姜の風味が効いたパンチのある味! |
B. にんにく入りまる千餃子 | タレなしでも旨い!鹿児島代表のゴロゴロ食感餃子 |
C. 宮崎餃子 | 行列ができる宮崎の人気餃子、ジューシーで甘味のある仕上がり |
商品名 | 価格 |
---|---|
厩舎の餃子 | 450円 |
月替わり餃子(A〜Cのいずれか) | 500円 |
おつまみチャーシュー | 450円 |
ねぎチャーシュー | 550円 |
この三種から選べる月替わり寿包店の餃子という企画。
九州の味めぐりを一皿で楽しめるのは嬉しいサプライズです。
そして忘れちゃいけないのが卓上の調味料たち。

餃子タレ、ラー油、岩塩、ラーメンたれ、にんにく醤油漬け、紅しょうがと、もう見るだけで「次の一口がさらに旨くなる」ことが確定する布陣。
ここは味変の聖地とでも呼びたいところ。
【とんでもなく得した気分!】厩舎の「得ラーメン」は満足度フル装備の一杯だった
席に着いて待つこと数分、やってきたのは今回のお目当て「得ラーメン」。

まず、見た瞬間に「これ、千円でいいの!?」と声が出そうになった。
器のフチまで広がる大判チャーシューに、こんもり盛られたネギ、そして堂々たる煮玉子。
そこに艶めく豚骨スープの光が反射して、もはやビジュアルからして得っと感じちゃう。
別角度から見ても、この迫力。

スープは一見まろやかそうでいて、立ち昇る香りはしっかりと骨の旨み。
表面にほんのり浮かぶ油膜が食欲を一層そそります。
チャーシューは、なんと2種類。


しっとりした脂身多めのロース、しっかり肉の食感が味わえる肩ロース系。
それぞれ食感も風味も違って、飽きるヒマがありません。
ひと口かじるたびに、「ああ…これは仕込みに手を抜いてないな」と納得の味。
麺は中細ストレート系で、スープとの絡みが絶妙。

硬すぎず柔らかすぎず、鹿児島らしい、ちょいモチ系で、スルスルと口の中に滑り込んできます。
スープをまとった麺が、まるで豚骨のエッセンスを優しく運んでくるよう。
そのスープがまた、飲んだ瞬間、心の芯にじんわり沁みました。

臭みは一切なし、でも骨の旨みはしっかりと。
ほんのり甘みもあり、思わず、このレンゲ止めたくない、となる味。
煮玉子は完璧な半熟具合。

黄身の中心がとろりとろけて、まろやかさとコクをプラス。
これをスープに少し沈めて、少し温まったところを食べるともう昇天レベル。
そして、締めに紅しょうがを添えて味変。

濃厚さの中にピリッとした爽やかさが加わり、再び箸が止まらなくなる。
味のグラデーションがあるから、最後の一滴までしっかり楽しめました。
【皮パリッ、肉ジュワッ!】ラーメンと一緒に絶対頼みたい「厩舎の餃子」
ラーメンを啜ってホッとした後、次にテーブルへ届いたのはこの「厩舎の餃子」。

お皿に並ぶ姿からして、すでにただならぬ風格。
パリパリの羽根がひとつなぎに焼き上がっていて、もうその焼き色だけでビールが進みそう。
香ばしい香りがふわりと鼻をくすぐり、これは間違いないやつだと確信。
ひとつ持ち上げてみると、その重量感にまず驚く。

皮は厚すぎず、でもモチモチ。
焦げ目が香ばしく、噛んだ瞬間にパリッと心地よい音が響いたと思ったら、そこから一気にジュワ〜っと肉汁があふれてくる。
完全にうま汁注意報レベルです。
中の餡も秀逸。

キャベツのシャキッとした歯ごたえと、豚肉の旨みが見事に調和していて、にんにくは控えめなのにパンチがある。
何もつけなくても十分美味しいし、卓上の餃子タレ+ラー油でさらに化ける。
もう、この餃子だけでごはんが何杯もいけるレベル。
そして何より、これが450円とは、控えめに言ってコスパ最強。
【まとめ】“通いたくなるうまさ”心温まる一杯に出会った
鹿児島・騎射場の街角で出会った「厩舎(UMAGOYA KISYABA)」は、つい足を止めてしまう、そんなラーメン屋でした。
凛とした佇まいの外観から始まり、木の温もりあふれる店内。
券売機で迷う楽しさもあり、調味料で遊ぶ自由もある。
そして何より、ラーメンと餃子の完成度がとにかく高い。
「得ラーメン」はその名のとおり、千円でチャーシュー・煮玉子・餃子を楽しめる贅沢セット。
どこを食べてもハズレがなく、スープの一滴、麺の一本まできちんと美味しい。
そして「厩舎の餃子」は、一口で虜になる香ばしさと肉汁。味もコスパも見事。
この日は雨でしたが、そんな天気すら忘れさせるあたたかさと満足感が、厩舎にはありました。
今度は晴れた日に、またふらっと立ち寄ってみたい。
そんな、日常の中のご褒美ラーメンでした。
近くに寄ったときには、ぜひのぞいてみて、食べてみて、満足してみて。
それでは、またね~
「厩舎(UMAGOYA KISYABA)」|店舗情報
店舗基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 厩舎(UMAGOYA KISYABA) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市荒田2丁目74-5 |
電話番号 | 099‑801‑1636 |
最寄駅 | 鹿児島市電1系統「騎射場駅」徒歩1分 |
駐車場 | なし(近隣にコインパーキングあり) |
@umagoya_kisyaba |
営業時間・定休日
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月・火・木 | 11:30~14:00(昼営業のみ) |
金 | 11:30~14:00/18:00~翌1:00 |
土 | 11:30~翌1:00(通し営業) |
日・水 | 定休日 |
備考 | 昼営業はスープ切れ早仕舞いあり |
営業の特徴
- 2024年12月26日に騎射場でグランドオープンした本格的な羽釜炊き豚骨ラーメン店
- 博多風の細麺ながら、鹿児島ラーメンとしてあっさり&飲みたくなるスープが評判 tabelog.com+2kagoshima-sunday.com+2tabelog.com+2
- 券売機式で回転早く、スープ切れにより昼営業が早く終わる日もあり
ワンポイント情報
- ラーメンと餃子の組み合わせが好評で、卓上調味料も充実(紅しょうが・にんにく醤油・辛み味噌など)kagoshima-sunday.com
- 昼12時前の来店がスープ切れリスクを避けるおすすめ時間帯