こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島・天文館エリアから少し外れた名山町。
喧騒を離れて歩くこと数分、ふと現れるのが、
あたたかみ溢れるごはん処「ちいさな台所 名山」です。
外観はほっこりとした昭和レトロ、
店内は懐かしさと遊び心が同居する癒やし空間。
そしてお昼どきには、選ぶのが楽しくなる絶品ランチたちがずらり。
今回はその中でも、ちょっとずつ全部食べたい欲張り派にぴったりな一皿を堪能してきました。
心までほぐれるランチタイムの様子をたっぷりレポートします。
昭和レトロの温もりに誘われて
「ちいさな台所 名山」の外観がもう、心をくすぐる

天文館通りから少し歩いた先、ふっと現れるのがこの可愛らしいお店「ちいさな台所 名山」。
木目の落ち着いた外壁に、丸い赤のロゴがぱっと目を引きます。
まるで昔ながらの定食屋さんを現代風にアレンジしたような雰囲気。
古さではなく、懐かしさが漂い、扉を開ける前から心がほっこり。
店頭には色とりどりのメニュー写真が掲示されていて、どれもこれもおいしそう。
通りすがりでも思わず立ち止まってしまう吸引力があります。
両脇の植栽や、ちょこんと置かれた小さなベンチもまた良いアクセントで、まるで誰かのおうちの玄関みたいな親しみやすさ。
初めて訪れるのに、なぜか、ただいまと言いたくなる空気感が漂っていました。
まさに、隠れた名店という言葉がぴったりのたたずまい。
これから中に入ってどんな温もりごはんが待っているのか、ワクワクが止まりません。
ノスタルジーと遊び心が同居する、居心地のいい空間
思わず長居したくなる、ほっとするレトロ空間
《写真②:店内の様子》

扉を開けた瞬間、ふわっと包み込まれるような温かさ、それが「ちいさな台所 名山」の店内です。
壁にはどこか懐かしさを感じる昭和のポスター、色とりどりの小さな照明、木のぬくもりを感じるテーブルとイス。
あちこちに店主さんのセンスが光る小物やディスプレイが散りばめられていて、まるで友達の家に遊びに来たような安心感があります。
カウンター上には手書きの黒板メニューがあり、そこからも手作り感がじんわりと伝わってきます。
しかも、焼酎の瓶やグラスが並んでいるのに不思議と圧がなく、むしろ落ち着く空気が流れているんです。
テーブル席とカウンター席のバランスも絶妙で、おひとりさまでも、カップルでも、グループでも居心地よく過ごせるような工夫が感じられました。
ただお腹を満たす場所ではなく、ちゃんと自分に戻れる場所。
喧騒を離れて過ごすにはぴったりな店内の空気感そのものが、料理への期待感をぐっと高めてくれます。
今日はどれにする?迷うのが嬉しいランチメニュー
《写真③:ランチメニュー表》

「ちいさな台所 名山」のランチタイム、メニューを開いた瞬間からもう心が踊ります。
どれも魅力的で、食いしん坊心をこれでもかとくすぐってくるラインナップ。
A:ミミガーとたっぷり野菜のネギ塩炒め(1,200円)
コリコリ食感のミミガーとたっぷり野菜が、香ばしいネギ塩でさっぱりと仕上げられた一皿。
思わずビールが飲みたくなるような、だけどちゃんとお昼ごはんにもぴったりな絶妙バランス。
B:白身魚のピカタ レモンバターソース(1,200円)
サクふわの白身魚に、特製のレモンバターソースがたっぷり。
見た目も味も華やかで、思わず「優雅なランチ」と言いたくなる一品です。
C:ビビンバ定食(1,200円)
韓国料理の定番、たっぷりの野菜と甘辛ミンチがごはんに絡み、混ぜる楽しさも味わえる欲張りメニュー。
ヘルシーなのにガッツリ感もあり、満足度高めです。
全部ちょい盛り!満腹ランチ(1,500円)
「全部気になる…でも一つに決められない…」そんな優柔不断なあなた(=私)にぴったりなのがこれ。
A・B・Cのメインが全部ちょっとずつ味わえるという、夢のような三種盛り。店長さん、わかってる。
+αで自分だけのアレンジを
- ミニ唐揚げ(2コ)……300円
- ミニ麻婆豆腐……………300円
- ご飯大盛り………………100円
- ご飯おかわり……………200円
ちょい足しメニューも充実。これがまた迷わせてくる、でもそれがいい。
※週替わりランチのため、写真時とメニューが異なる可能性は大きいのであしからず。
幸せの三種盛り、ここに極まる
迷った末に選んで正解だった、全部ちょい盛り!満腹ランチ
《写真④:全部ちょい盛りランチ全体》

迷って迷って、やっぱりこれに決めたのが「全部ちょい盛り!満腹ランチ」(1,500円)。
なんと、A・B・Cすべてのメインがワンプレートに、このビジュアル、正直テンション爆上がりです。
スプーンが止まらない、ビビンバ丼
《写真⑤:ビビンバ丼アップ》


まずは「ビビンバ定食」の一部。
甘辛のミンチ肉、ナムル、そして鮮やかなキムチの組み合わせは、見た目以上に力強い味わい。
ごはんにしっかり絡んで、口の中でほどける感覚がたまりません。
胡麻の香ばしさがいいアクセントになって、もうスプーンが止まらない。
コリコリ食感が楽しい!ネギ塩ミミガー野菜炒め
《写真⑥:ミミガー野菜炒めアップ》


シャキシャキの野菜とコリッとしたミミガーの食感が絶妙なバランス。
香ばしいネギ塩だれが全体を優しく包み、濃すぎず、でもしっかりおいしい。
この炒め物が主役級なんです、脇役じゃない。
レモンが爽やかリッチ、白身魚のレモンバターソース
《写真⑦:白身魚アップ》


ふわふわの白身魚に、とろりとかかったレモンバターソース。
この酸味とコクのバランスが絶妙で、油っぽさは皆無。
トッピングの刻み野菜がまたいい。
これはもう、洋食屋さんレベルのクオリティでした。
副菜たちの存在感もよき
《写真⑧:切り干し大根の煮物》

ほんのり甘めでじんわり優しい味わい。
懐かしい味、実家の安心感ってこんな感じ。
《写真⑨:フレッシュサラダ》

シャキシャキ野菜がたっぷり。
ドレッシングもさっぱりしてて、メインの油分をきれいに中和してくれます。
《写真⑩:スープ》

透明感のあるやさしいスープ。
鶏ガラスープに、ごま&わかめ入りで、食事の締めにもピッタリ。
ボリュームはしっかりあるのに、全体の味付けはやさしくて、身体にすーっと馴染んでいく感じ。
ランチでここまで満足感を得られるのって、なかなかないです。
ちょい盛りと言いながらも、全然ちょいじゃない幸せ。
これ、正直にリピートしたいんですが、週替わりランチというのが悔しい。
でも、次に出会えるランチメニューに胸を躍らせるのも悪くない。
まとめ:心もお腹も満たされる、名山のぬくもりランチ
鹿児島の中心・天文館近くにひっそり佇む「ちいさな台所 名山」は、まさに日常のごほうびのような場所。
外観の温もり、店内の落ち着き、そして丁寧に作られた定食の数々、心がじんわり温まる時間が流れる空間でした。
「今日はちょっと、ちゃんとしたごはんが食べたい」「静かにゆっくり、ご飯を食べたい」
そんな気持ちにぴったり寄り添ってくれるお店です。
誰かを連れて行きたくなるし、ひとりでも通いたくなる。
日々の中で、自分を労る大切な時間をくれる、まさに、街の癒やしの隠れ家でした。
それでは、またね~
店舗情報|ちいさな台所 名山
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | ちいさな台所 名山(Meizan) (食べログ) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市名山町 3‑4 (KagoshimaniaX-カゴシマニアックス-) |
電話番号 | 099‑801‑2690 (食べログ) |
営業時間 | ランチ 11:30 ~ 14:00 / ディナー 17:00 ~ 22:00 (Instagram) |
ランチ L.O./閉店時間 | (※目安)14:30 ラストオーダー、ディナー21:30 ラストオーダーとする記載もあり (KagoshimaniaX-カゴシマニアックス-) |
定休日 | 日曜日 (Instagram) |
ジャンル/特色 | 多国籍料理、エスニック要素・中華要素を含む創作料理店 (KagoshimaniaX-カゴシマニアックス-) |
SNS/公式 | Instagram アカウント:@chiisanadaidokoromeizan (Instagram) |
地図 | Yahoo! マップほかで「鹿児島市 名山町 3‑4」で確認可能 |