こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島・霧島市にある「森三 敷根本店」は、創業明治42年の老舗和洋菓子店。
お土産に喜ばれる定番のお菓子はもちろん、この本店でしか味わえない、出来立てスイーツをイートインで楽しめるのが一番の魅力です。
庭園を眺めながら味わうあぶり餅や冷やしぜんざいは、まさにここでしか体験できない贅沢なひととき。
和と洋、どちらの甘みも楽しめる「森三 敷根本店」の魅力を、たっぷりご紹介します。
風情あふれる門構えにワクワク
県道沿いを走っていると、ひときわ目を引くのが大きな苺の看板。

これが「森三 敷根本店」の目印です。
思わず、お、ここだ!と声を出したくなる存在感で、遠くからでもすぐにわかります。
お店の正面には、白地にシンプルな文字で「森三」と書かれた暖簾が掛かり、和の趣が漂う門構えが出迎えてくれます。

黒塗りの建物に映える庭の緑、そして敷き詰められた石畳。
思わず写真を撮りたくなるような、落ち着いた雰囲気です。
門をくぐると、木の格子とガラス張りの外壁が続き、季節の草木がさりげなく配置されたアプローチが目に入ります。

石畳を踏みしめながら進むと、期待感がじわじわ高まってくるんです。
まるで料亭に訪れるような特別感があり、スイーツのお店とは思えないほどの重厚さに驚きました。
外観からすでに、落ち着きのある高級感を感じさせてくれる空気感。
普通のお菓子店とは一線を画する佇まいに、入店する前から気持ちが高揚してしまいます。
和と洋が織りなす甘美な空間
暖簾をくぐり店内に足を踏み入れると、木の温もりを感じる落ち着いた空間が広がります。
和菓子から洋菓子まで種類豊富に並び、目移りしてしまうほど。
今回は撮りきれませんでしたが、ショーケースにはケーキや焼き菓子も並んでいて、まるで小さなスイーツの楽園といった雰囲気です。
まず目を引いたのは、本店限定のメニューたち。

串に刺さった「あぶり餅」(1本220円)は、香ばしく焼かれたお餅に甘辛い味噌だれが絡み、店頭でも人気の逸品。
さらに「冷やしぜんざい」(1杯460円)は、夏にぴったりの涼しげな一品で、つるんとした喉ごしと優しい甘さに心を惹かれました。
ドリンクも揃っていて、季節限定のスカッシュ系メニューまで楽しめるのが嬉しいポイントです。
また、季節ごとのお菓子も見逃せません。

ちょうど訪れた時期には「萩の餅」(650円)が販売されていて、お彼岸に合わせた特別な和菓子を求めるお客さんで賑わっていました。
こうした行事や季節感を大切にした商品ラインナップは、地元に根ざした和菓子屋ならではの魅力を感じます。
イートインスペースもとても居心地が良い空間です。


大きな窓の外には美しい庭園が広がり、青々とした木々と岩の配置が見事で、まるで一幅の絵のよう。
落ち着いた色合いの椅子に腰を掛けると、まるでカフェにいるかのようにリラックスできます。
お菓子をいただきながら、この景色を眺めていると時間が経つのを忘れてしまいそうです。
ここでしか味わえない贅沢スイーツを実食!
数ある商品の中から今回選んだのは、本店限定の「あぶり餅」(1本220円)、夏にぴったりの「冷やしぜんざい」(1杯460円)、そして人気洋菓子の「なめらかプリン」です。
まずは「あぶり餅」。

こんがりと焼き目のついたお餅に、香ばしい味噌だれがたっぷり。
ひと口かじると、外は香ばしく中はもっちり。
甘さの中にほんのりとした塩気があり、ついついもう一本欲しくなる味わいでした。
続いて「冷やしぜんざい」。


大きめの器にクラッシュされた氷、上には香ばしく炙られた白玉が二つ鎮座。
スプーンですくうと、冷え冷えの小豆と透き通る氷がきらめきます。

口に入れるとまず広がるのは小豆の優しい甘み。
そこに氷の清涼感が加わり、夏の暑さを一気に忘れさせてくれます。

そして、白玉は注文後に焼いてくれているので、カリっとした焦げ目が香ばしく小豆の甘さとのマッチングが最高。
風味と、香りが良く、上品な味わいに仕上がってます。

さらに添えられた塩昆布がアクセントになり、甘さを引き立てながら後味をすっきりと整えてくれるんです。
これは、和菓子屋ならではのおもてなしだなと感心しました。
最後に「なめらかプリン」。

こちらは森三が手掛ける洋菓子部門「菓子工房 MORIZO」の人気商品。
見た目はシンプルですが、スプーンを入れた瞬間にとろりととろける質感に驚きます。
口の中では濃厚でありながら後味は軽やか。
カラメルのほろ苦さが全体を引き締めていて、まさに、大人のプリンといった仕上がりでした。
和と洋、どちらの魅力も一度に楽しめる贅沢なラインナップ。お腹も心もすっかり満たされて、「森三 敷根本店に来てよかった」としみじみ感じました。
ほかにも、和菓子・洋菓子問わずに購入の商品はイートインスペースでいただけるようになっているので、普段食べているお菓子も、ここの空間で食べることで一段と美味しく感じるかも。
まとめ ― 出来立てを味わえる特別なひととき
「森三 敷根本店」の一番の魅力は、なんといっても 出来立てのお菓子をその場で味わえること。
あぶり餅の香ばしい焼き目、冷やしぜんざいの涼やかさ、そしてなめらかプリンのとろける口当たり、
どれも出来立てならではの鮮度と美味しさにあふれていました。
落ち着いたイートインスペースで、庭園を眺めながらお菓子をいただく時間は、ちょっとした非日常。
単なる“和菓子屋さん”という枠を超えて、ここはまるで「小さな甘味処」のような特別な場所です。
お土産を買いに立ち寄るだけでなく、ぜひイートインで出来立てを味わってみてください。
きっと、心まで満たされる体験になるはずです。
それでは、またね~
森三 敷根本店 | 店舗情報
項目 | 内容 |
---|---|
正式店名 | 森三 敷根本店(森三 本店) |
住所 | 鹿児島県霧島市国分敷根 985-イ |
電話番号 | 0995-45-0485 |
営業時間 | 10:00 ~ 18:00 |
定休日 | 火曜日・水曜日(+不定休あり) |
駐車場 | 有り(12台) |
支払い方法 | クレジットカード可、電子マネー可 |
席・設備 | 全面禁煙、イートインスペースあり |
公式ウェブサイト | 森三 公式HP |
公式SNS | Instagram @morizohonten |
Google Map | 森三 敷根本店を地図で見る |
備考 | 明治42年創業。敷根本店限定「あぶり餅」など、出来立てをイートインで楽しめるのが特徴。 |