こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
鹿児島中央駅から歩いて数分、ちょっと路地を入った先に現れる黄色い看板。
そこが、じわじわと口コミで話題になっている「鹿児島スパイスアップカレー PONO CURRY(ポノカレー)」です。
見た目は元気、味は優しさ満点。
スパイスの香りが食欲をそそり、トロトロのスペアリブに感動、独特な刺激はなくマイルドな味は万人受け間違いなし。
今回いただいたのは「なんこつスペアリブカレー」。
一皿に詰まった工夫とこだわりに、心もお腹もすっかり満たされました。
鹿児島でスパイスカレーを探しているなら、ここはチェックしてほしい一軒。
そんな「PONO CURRY」の魅力を、写真とともにレポートしていきます。
街角でひときわ目を引く!「PONO CURRY」の元気な黄色い看板

場所は西田。鹿児島中央駅の裏手にあたる方向です。
そんな駅裏を歩いていると、ふと目に留まるのがこの黄色い看板。
大きく「PONO CURRY」と書かれた文字に、燃え上がるような炎のロゴ。
2022年にオープンしたとは思えないほど、街並みにしっかり馴染みながらも、元気な存在感を放っています。
店先には手書きのボードが立てかけられ、「OPEN」の文字がなんだか温かい。
ガラス面に描かれたメニューのイラストや、「BodyとマインドにヘルシーでGoodな優しいスパイスカレー」というフレーズにも、店主さんのこだわりと想いがにじみ出ています。
お店の隣には美容室やビルが並んでおり、周囲は落ち着いたビジネス街の雰囲気。
そんな中にポツンと現れるこのカレー屋さんが、まるでオアシスのように感じられるのも魅力のひとつです。
木のぬくもり感じるカウンター席で、ひとりでも気軽にホッとできる空間

店内に入るとまず目に入るのが、木目が美しいロングカウンター。
白い折りたたみ椅子とスッキリした配置が、なんとも気持ちいい。
まるで友達の家に遊びに来たような、ほどよい距離感と落ち着きがあるんです。
カウンター越しの壁には、手書きのPOPやイラスト、メッセージがぎゅっと貼られていて、見ているだけで自然と笑顔になれる。
店主さんの手仕事や想いが伝わってくるような、そんなあたたかい雰囲気が漂っています。
そして、こぢんまりとした空間ながらも窮屈さは一切なし。
窓から自然光が差し込む明るさもあり、ここでのんびりカレーを味わうぞという気分にさせてくれます。
手書きラベルがほっこり可愛い!必要なものがサッと取れる優しさ設計

店内のカウンター上には、紙ナプキン、スプーン、ウェットティッシュ、赤唐辛子などがそれぞれ綺麗に整理されてスタンバイ。
何がどこにあるか一目でわかるように、すべてに手書きのラベルがついているのがまたいい。
ピリ辛が欲しい時に赤唐辛子をちょっとプラスしたり、食べ終わった後すぐに口を拭けるようにウェットティッシュが用意されていたり、細やかな心配りが見られます。
店員さんに声をかければ、エプロンをもらえたり、フォークをもらえたり。
こういう小さな気遣いって、意外と嬉しいんですよね。
見た目もワクワク!全部試したくなる、個性派スパイスカレーたち

「PONO CURRY」のメニューは、どれも彩り鮮やかでフォトジェニック。
お店に入ってすぐ目に入る黒板メニューには、6種類のカレーが並んでいて、どれにしようか真剣に迷ってしまうラインナップです。
- なんこつスペアリブカレー ¥1,200
ゴロッとした軟骨入りのスペアリブが豪快に乗って、見た目からして食欲全開!やわらかく煮込まれた肉の旨味がスパイスと絡みそう…! - ガーリックハラペーニョチキンカレー ¥1,200
ピリ辛好きにはたまらない組み合わせ!ガーリックのパンチに、ハラペーニョの刺激が加わって、クセになりそうな予感。 - ポノチキンカレー ¥1,100
お店の看板メニュー的な存在。スパイス感と鶏肉のバランスが取れた、初心者にもおすすめの一皿。 - ポノキーマカレー ¥1,300
挽き肉の旨味がぎゅっと詰まった一皿。見た目はシンプルながら、味は奥深く、スパイスの香りもガツンときます。 - チーズオムレツカレー ¥1,100
ふわとろ卵にチーズ…もう反則級の組み合わせ。スパイスの刺激と、まろやかさの融合がたまりません! - ポークスハンバーグカレー ¥1,100(現在準備中)
(トッピング)
・ライス 大¥100 倍¥150
・ルー 大¥200
・野菜 大¥50
・ピクルス 大¥100
・半分ゆで玉子 ¥50
・ハラペーニョ ¥100
・フライドガーリック ¥50
メインのメニューは6種類。
トッピングも豊富で自分好みにカスタマイズ可能。
写真を見ると、トッピングなしメニューでもすごいボリュームなので今回はトッピングなしで注文してみました。
とろっとろの肉が溶ける…!噛むほどに旨みあふれる「なんこつスペアリブカレー」

今回チョイスしたのは、メニューでもひときわ存在感を放っていた「なんこつスペアリブカレー(¥1,200)」。
運ばれてきた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、スパイスが香る真っ赤なルウと、ドーンと横たわるスペアリブのインパクト。

ルウは赤みを帯びたコク深い色合い。スプーンでひとすくいしてみると…とろみのあるルウが艶やかに絡み、香ばしいスパイスの香りがふわっと立ち上ります。

一口すすれば、まずはスパイスの風味が口の中を駆け巡り、その後からふんわりと甘みとコクが押し寄せてくる、これはクセになる味。
辛さはほどよく、食べ進めるほどに体がポカポカしてくる感覚が気持ちいいです。

そして主役の「なんこつスペアリブ」。
もうね、箸がいらないほどのホロホロ具合。
スプーンで簡単にほぐれる柔らかさで、脂身はとろけるよう、軟骨部分はぷるぷるでコラーゲン感たっぷり。
まるで煮込み料理のような贅沢感に、カレーを食べてることを忘れそうになります。

付け合わせにも注目!
半熟ゆで卵、オクラ、キャベツとレモン、紫キャベツのピクルスと、まるで南国のプレートランチのように彩りも鮮やか。
爽やかなアクセントになっていて、ルウとのバランスも抜群です。

さらに、れんこんのマヨ和え、人参のアチャール風の甘酢漬けなど、細部にまで手が込んでいて感動。
ガッツリ肉の旨みと、ヘルシーな副菜のコントラストが絶妙で、これは「体が喜ぶカレー」ってやつです。
【まとめ】心も体もほぐれる、鹿児島の癒し系スパイスカレー
「PONO CURRY」でいただいた、なんこつスペアリブカレー。
一口ごとに感じたのは、ただ「美味しい」だけじゃなく、食べる人のことを本気で想って作られているという安心感でした。
街中のカレー屋さんで、こんなにも優しく包み込まれるような体験ができるのは正直驚きです。
ガツンとパンチの効いたスパイスの中に、ほっとする家庭的な温もりがあり、肉の旨み、ルウの深み、副菜の繊細な味の重なり、すべてが心に残るバランスでした。
特別な日じゃなくても、「今日ちょっといいランチを食べたいな」って日にぴったりの一皿。
カレー好きはもちろん、スパイス初心者にも安心しておすすめできる、鹿児島の新たな名店です。
ぜひ足を運んでみてください。
それでは、またね~
お店情報|鹿児島スパイスアップカレー PONO CURRY
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 鹿児島スパイスアップカレー PONO CURRY(ポノカレー) |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市西田3丁目8-22 |
| 電話番号 | 099-296-8980 |
| アクセス | 鹿児島中央駅 西口から徒歩約8〜11分 |
| 営業時間 | 昼:11:30〜14:30夜:18:30〜21:30(または18:00〜21:00) |
| 定休日 | 不定休(来店前に公式SNSを確認推奨) |
| 席数 | 約6席(カウンター中心のこぢんまりとした空間) |
| テイクアウト | 対応あり |
| 予算目安 | ランチ・ディナーともに ¥1,000 前後 |
| 公式Instagram | @pono_curry2022 |
| Googleマップリンク | 地図で見る |