こんにちは、鹿児島サンデーのむーちょです。
忙しい日常の中で、ふと深呼吸したくなる瞬間ってありませんか?
鹿児島・霧島の山あいにひっそりと佇む「霧島ガーデンカフェ 森の音(morinone)」は、そんなちょっと立ち止まりたい気持ちをやさしく受け止めてくれる、森の中の隠れ家カフェです。
木のぬくもりあふれる店内で、地元の恵みをたっぷり使ったランチを味わいながら、窓の外に広がる緑に目をやる時間、
そこには、スマホも時間も忘れてしまうほどの穏やかさがありました。
今回は、実際に訪れて感動した「森の音」の魅力を、写真とともにたっぷりご紹介します。
木漏れ日の中に佇む、森の中の隠れ家カフェ
自然とぬくもりに包まれる「霧島ガーデンカフェ森の音」の外観

お店にたどり着いて最初に迎えてくれるのは、温もりのある木の看板。
「森の音へようこそ」という優しい手書きのメッセージに、いきなり心を掴まれました。
「木々を眺めながら、ゆっくりと深呼吸を」そんな言葉に背中を押されるように、小道を一歩一歩進みます。
舗装されすぎていない砂利道と、野の花が咲く素朴なアプローチ。
まるで森の中の秘密基地に向かうようなワクワク感があります。
非日常の扉を開ける前のこの静かな導入、もうすでに癒しの時間は始まっている気がしました。

そして目の前に現れるのが、木とガラスが美しく融合したお店の外観。
大きく張り出した屋根が印象的で、真夏の陽射しや小雨の日でも安心してくつろげるテラス空間を作り出しています。
建物の素材には無垢材がふんだんに使われていて、まさに自然と共にあるカフェといった佇まい。
飾りすぎないけれど、どこか品があって、背筋がスッと伸びるような静けさが漂っています。

近づいてみると、ドアや窓の装飾にも細かな工夫がいっぱい。
ステンドグラス風のガラスや、流木をあしらったドアノブなど、店主さんのセンスとこだわりが随所に感じられます。
入口横にはメニュー看板や案内ボード、ちょっとした植物の鉢植えも置かれていて、まるで誰かの自宅に招かれたようなアットホームさも。
小さな椅子やテーブルもディスプレイされていて、写真を撮る手が止まりません。
この外観だけで、ここ絶対いい時間が流れてると確信してしまいました。
次回は店内の雰囲気をご紹介していきます。
木の香りに包まれる癒し空間
霧島の自然をそのまま感じられる、店内の優しい温もり

店内に一歩足を踏み入れた瞬間、ふわっと鼻に届くのは、まるで森林浴のような木の香り。
足元から天井まで、自然木をふんだんに使った店内は、まさに森の中のリビングルーム。
テーブルも、木目のデザインが自然美を映し出していて味わい深いです。
椅子もそれぞれデザインが違っていて、なんだか誰かのお家に招かれたような親しみやすさを感じます。
静かに流れる時間の中で、木のぬくもりを全身で感じられる場所です。

窓際にはカウンター席も設けられており、ひとり時間を楽しみたい方にもぴったり。
窓の向こうには、風に揺れる緑の木々と、鳥のさえずり。
まるで、森の中の読書室みたいで、本を片手にぼんやり過ごすのも贅沢だなと想像がふくらみます。
Wi-Fiも完備されていて、ちょっとした作業やお仕事にも良さそう。
ここに通って、週1回はリセットされたい、そんな声が思わず漏れそうな居心地の良さです。

各テーブルには、ガラスボトルに入った水が用意され、おしゃれにテーブルを着飾っています。
そして、そっと添えられた手書きの案内文。混雑時はお席の譲り合いにご協力をなんて、柔らかな言葉にほっとします。
カウンターには小さなベルも置かれていて、スタッフの方を呼ぶときはチリンと一声。
この、人の声を邪魔しない配慮にも、お店の優しさがにじみ出ています。
外の自然と、内の空間が見事に調和していて、まるで森そのものの延長にいるような感覚。
次は、実際にいただいたお食事についてご紹介します。
心と体にやさしい贅沢ランチ
霧島の恵みをたっぷり味わえる「森の音」ランチメニュー

ランチタイムは11:00~14:00(L.O.13:45)。
この時間帯は店内に優しい光が差し込み、自然と気持ちもほぐれていきます。
何を食べようかな、とメニューをめくる時間さえ、ここでは贅沢なひととき。

まず目を引くのが、メインの看板メニューとも言える「四季の彩ランチセット(¥2,000)」。
スープ・ドリンク・プチデザートまでついた大満足の内容で、
手ごねのふわふわ豆腐ハンバーグに、たっぷりの季節野菜が添えられた、体にやさしいワンプレート。
ご飯かパンを選べるのもうれしいポイント。
「ちょっと軽めに食べたいな」という方には「四季の彩プレート(¥1,500)」もおすすめ。
ドリンク付きで、ボリュームは控えめながら、満足感はしっかりあります。

スパイス香る「森のぬくもりバターカレー(¥1,500)」は、
ピリリとした刺激と、まろやかなバターのコクが絶妙なバランス。
チキンの旨みがぎゅっと詰まっていて、リピーターが多いのも納得の一皿。
さらに個性派の「森のピクニックプレート(¥1,500)」は、
オーブンサンドにサラダ・スープ・デザートがセットになった、見た目も楽しいランチ。
特にバジルチーズやキノコのホワイトソースのサンドは、味の組み合わせを自分で選べるのが楽しい。

軽食系では「ナチュラルサンドセット(¥1,500)」も人気。
ハム・サラダ・チェダーチーズがしっかり入ったサンドイッチに、
ポテトとオニオンリング、スープもついて食べ応え◎。
そして、夏限定メニュー「レモンクリームパスタ(¥2,000)」は必食。
爽やかな酸味とまろやかな生クリームの絶妙コンビに、ベビーリーフと生ハムが華やかさを添えます。

土日祝限定で楽しめるピザも見逃せません!
「生ハムピザセット(¥1,800)」は、ベビーリーフとナッツの爽やかトッピングが魅力的。
さらに、きのこホワイトソース&木の実入りの「森の音ピザセット(¥2,000)」は、まさに森の味。
素材に対するこだわりが光る一品です。


ドリンクメニューも豊富で、ランチセットには+200円で「カフェラテ」や「抹茶ラテ」にアップグレード可能。
選べる基本のドリンクは、コーヒー・紅茶・黒ウーロン茶・オレンジジュースなど。
どれも自然の中で飲むと、格別の美味しさを感じます。



食後には「ケーキとドリンクセット(¥1,000〜)」もおすすめ。
特に「身体に優しいケーキ(¥1,100)」は、上白糖不使用で、甘さ控えめ。
健康志向の方にも嬉しい内容です。
また、季節のおすすめドリンクには、ジンジャーエールやレモネード、
ティーソーダなどさっぱり系が豊富に揃っていて、暑い日でもすっきりリフレッシュできます。

最後にキッズメニューも充実。
「お子様ランチプレート(¥800)」や「お子様ピザ(¥800)」には、可愛いプレートとドリンクがセットになっていて、
家族連れにもやさしい配慮が行き届いています。
まさに、森で食べるようなランチメニューの数々。
一皿ごとに、店主さんの「やさしさ」と「こだわり」が詰まっていて、選ぶ時間さえも心がほぐれていく、
そんなランチ体験が「森の音」にはあります。
心も体も満たされる“森のごちそう”
彩り豊かな「四季の彩ランチセット」に感動!

運ばれてきた木製トレイの上には、まるで森の恵みをそのまま盛り付けたようなワンプレート。
これが、「森の音」の人気メニュー「四季の彩ランチセット(¥2,000)」。
思わず、わぁ、と声が漏れるほど、美しい盛り付けと彩りに、食べる前からテンション最高潮です。

メインは、鹿児島県産のお肉を使った手ごねの豆腐入り和風ハンバーグ。
ふっくらと厚みがありながらも、口当たりは驚くほどやわらかく、噛むたびに旨みと大葉の香りがじゅわ〜っと広がります。
上にかかる和風ソースはほんのり甘く、ハンバーグのコクと相性抜群。体がじんわり喜ぶ、優しい味わいでした。


プレートを彩る野菜たちも主役級。
にんじんラペやシャキシャキのグリーンサラダには、たっぷりの人参ドレッシングとオクラ、コーンがトッピング。
ほっこりと甘いカボチャ、ジューシーなナス、さくっと揚がったごぼうや、変わり種の柿の天ぷらも添えられていて、
ひと皿で何種類の野菜が摂れるの、と思わず数えたくなる充実ぶり。

雑穀入りのごはんは、ほどよいもちもち感で、ハンバーグとも天ぷらとも相性ばっちり。
このごはんだけでも何杯もいけそうなくらい、絶妙な炊き加減です。
【画像㉑】

お椀に注がれたスープは、やさしい和風だしベースで、具材は冬瓜。
一口すすれば、ホッとするような安心感。
静かな森の中で、心がじんわり解けていくようでした。

付け合わせの手作り豆腐は、なめらかでふるふる。
ごまの風味がいいアクセント、素材の味をさらに引き立ててくれます。

さらに驚きだったのが、ミニカップで添えられた、お楽しみ小鉢。
この日は、鶏肉とミックスビーンズのトマトソース煮。
豆のホクホク感と鶏肉の甘み、旨味がぎゅっと詰まっていて、これまた丁寧な一品。
ここまでで、まだドリンクとデザートが来ていないなんて信じられない満足感。
見た目も味も、どこを切り取っても丁寧の一言。
まさに、彩りで癒され、味でときめくランチ体験でした。
ランチの余韻にひたる、至福の甘いひととき
丁寧に用意されたプチデザートとドリンクで、満足度120%!

メインの食事を味わい尽くしたあとの、もうひとつのお楽しみ。
「四季の彩ランチセット」には、選べるドリンクとプチデザートがついてくるんです。
今回選んだドリンクはウーロン茶。
【画像㉕】

このグラスがまた可愛いんですよね。
二重構造のグラスは冷たさが長持ちするだけじゃなく、持っても冷たくないという優れもの。
さらに木製のコースターには「森の音」のロゴが刻印され、脇にはハーブの葉と小さな紫の花が添えられていました。
この“、ちょっとした気遣いが、たまらなく嬉しい。
森のカフェらしい細やかな美意識に、思わずニヤリ。

プチデザートは、ガトーショコラとコーヒーゼリーの2点盛り。
しっとり濃厚なガトーショコラは、ナッツの食感がアクセントになっていて、甘さ控えめの大人味。
コーヒーゼリーにはクリームがたっぷりかかっていて、まろやかなコクとほろ苦さのバランスが絶妙。
一緒にいただくと、甘みと苦味のハーモニーが口の中でふわっと広がって、思わずうっとりしてしまいます。
美味しい食事の後に、優しい甘さと香り高いお茶で締めくくる。
その時間が、また格別なんです。
まだ帰りたくないな、と感じるほど、心地よい余韻がずっと続いていました。
まとめ:森の中で、五感すべてが癒されたカフェ体験
霧島の自然に抱かれるようにひっそり佇む「霧島ガーデンカフェ 森の音」は、
ただのカフェではなく、日常の喧騒から解き放たれる時間そのものを味わえる場所でした。
店内に漂う木の香り、窓から見える緑、
素材にこだわった優しい味のランチ、そして丁寧に仕上げられたスイーツ。
そのすべてに、店主さんの、心を込めて迎えるという想いが溶け込んでいました。
とくに「四季の彩ランチセット」は、名前の通り季節を味わうごちそうで、
体が喜び、心がほどけるような体験ができました。
旅の途中に立ち寄るも良し、
疲れた週末に癒されに行くも良し、
大切な人との会話を楽しむも良し。
ぜひ、この森の癒し空間で、元気をチャージしてみてください。
それでは、またね~
霧島ガーデンカフェ 森の音|店舗情報まとめ
項目 | 詳細 |
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店名 | 霧島ガーデンカフェ 森の音(morinone) |
住所 | 鹿児島県霧島市霧島永水3373‑9 |
電話番号 | 0995‑55‑1316 |
営業時間 | 10:00 ~ 17:00 |
ランチ提供時間 | 11:00 ~ 14:00(L.O.13:45) |
定休日 | 火曜日 |
予約 | 不可(来店順に案内) |
座席 | テーブル席・カウンター席あり |
禁煙/喫煙 | 全席禁煙 |
Wi-Fi | 無料Wi-Fiあり(店内案内に記載) |
駐車場 | 有り(店舗横に完備) |
アクセス | JR日豊本線「北永野田駅」から徒歩約23分 |
Googleマップ | 地図で開く |
公式サイト | kagoshimap.jp内紹介ページ |
公式SNS | Instagram @morinone.kirishima |