鹿児島で見つけた、ちょっと特別なおにぎり屋さん。
その名も「おにぎり割烹 七変化 波美の澄～ka～」。
街中でふと見かけた和の暖簾に惹かれて足を踏み入れた先には、想像をはるかに超える“おにぎりワールド”が広がっていました。
一言で言うなら、「これはもう、ごちそう。」
気軽なのに贅沢。懐かしいのに新しい。
そんな唯一無二の食体験、レポートしていきます！
【ここは見逃せない！】和のぬくもりが迎えてくれる、街角の癒し処
「おにぎり割烹 七変化 波美の澄～ka～」という店名にまず惹かれ、ふらっと立ち寄った鹿児島市内の一角。
その姿が見えてきた瞬間、心がふっと和らぐような、優しい空気感に包まれました。
木目調の看板に白い文字でやわらかく書かれた「波美の澄～ka～」という店名。そしてその下には、目を引く鮮やかな青い暖簾。「おにぎり割烹 七変化」と書かれた文字には、どこか粋な職人の息づかいを感じます。
歩道に面した店頭には、手作り感のある食品サンプルが並べられ、どこか懐かしくも親しみやすい雰囲気。道ゆく人々が思わず足を止め、のぞき込んでしまう、そんな温かさがあります。
横には「海鮮丼」と書かれたのぼりも立っており、「え？おにぎり割烹って、そんなにバリエーションあるの？」と胸が高鳴ります。しかも、ビルの1階でアクセスも良好。天文館エリアを歩いていて偶然見つけたら、ぜひ入ってほしいお店です。
【心地よさ満点】まるで和モダンカフェ！ゆったりくつろげる店内空間
扉を開けると、そこに広がるのは思わず「おにぎり割烹って、こんなにおしゃれでいいの!?」と驚くようなスタイリッシュな空間。
木目調と黒を基調とした落ち着きのあるインテリアに、レンガ風の壁、天井から吊り下がるライトがほどよく空間を照らし、モダンなカフェのような雰囲気です。
ボックス席はしっかりとしたクッション付きのソファ。1人でも、グループでもゆっくりくつろげる心地よさ。奥には広々としたテーブル席も用意されていて、家族連れでも安心です。
壁沿いにはスタイリッシュなカウンター席も並び、仕事の合間のランチやひとり時間にもぴったり。カウンターには調味料やお水がしっかり整列されており、清潔感もばっちり。
この店内の雰囲気に包まれていると、「おにぎり」と「割烹」という一見素朴なキーワードが、ぐっと格上げされて感じられます。
【鹿児島の“うまかもん”大集合！】選ぶ楽しさが止まらない珠玉のメニュー
「おにぎり割烹」と聞いて、正直シンプルなラインナップを想像していたのですが、
いやいや、完全に予想を超えてきました。メニューを開いた瞬間、思わず「えっ、こんなにバリエーションあるの!?」と声に出してしまうほどの豊富さ。
・米俵御膳（1,290円）
・特選米の銀しゃり御膳（1,290円）
見た目からして映える！上品な和食の美しさがぎゅっと詰まっています。
・黒毛和牛イチボ寿司御膳（1,800円）
・白粥御膳（1,800円）
朝6時から粥御膳が味わえるなんて…胃に優しくて沁みます。
・スイーツにも注目！茶大福・甘豆腐・黒大福（各800円）
甘味のセレクトも地元食材を使っていて、どれも和モダンスイーツのような趣き。
・ぼっこい結び（3,000円／2名様までシェア可能）
「ぼっこい」とは鹿児島弁で「大きい」の意味。その名の通り、おにぎり1.1kgのボリュームに笑いました（笑）
・おにぎり御膳シリーズ（1,300円〜）
鮭・唐揚げなどから具を選べる、手作り感あふれるランチプレート。味噌汁や甘豆腐も付いていて大満足の内容。
・鹿児島県産海鮮丼（各2,300円、小1,300円）
種子島アオリイカ、奄美大島クロマグロを使った豪華な丼ぶりは、目にも鮮やか。
「Bianco e Rosso」のコピーが粋！まるでイタリアンのようなネーミングにもセンスが光ります。
メニュー全体に共通するのは、地元・鹿児島産の食材へのこだわり。生産地が丁寧に記載されていて、料理への誠実さが伝わってきます。
選ぶ楽しさ、眺める楽しさ、そして食べたあとの満足感。ここに来たら、絶対何かひとつは“七変化”に驚かされます。
【おにぎりが主役の割烹御膳】これはもう…食のエンタメだ！
メニューの多さにしばらく悩みましたが、最終的に選んだのは「おに唐御膳（1,300円）」。
これがもう、期待以上どころか、想像の斜め上を行く贅沢おにぎりエンタメでした。
まず目を引くのは、美しく盛り付けられた三つのおにぎり。
具材は、牛しぐれ・明太子・あさりの甘辛煮。それぞれがしっかり主張していて、ごはんと海苔の香りが口いっぱいに広がる贅沢な仕上がり。
しっとり握られたごはんは、柔らかすぎず固すぎず、まさにおにぎり職人の技。
中でも牛しぐれは肉の旨味がギュッと詰まっていて、ひと口目で「うまっ」と思わず声が出ました。明太子はピリリとアクセントになって、貝はしっかり甘辛でご飯が止まらない！
お味噌汁には根菜たっぷり。ごぼう、にんじん、大根、しめじ…具沢山で心も体もあったまる。
出汁の風味がやさしく、まるでおふくろの味。
そして食後の甘味「黒糖甘豆腐」がびっくりするほど滑らか。黒糖の香ばしさと控えめな甘さが絶妙で、これだけでもまた来たくなるレベル。大人のデザートという感じで上品！
国産鶏の唐揚げも、これまた主役級。
外はサックリ、中はじゅわっとジューシー。レモンと塩で味変しながら食べると、また違った表情に。何より油っこくなくて軽やかなんです。
添えられたお漬物も抜かりなし。シャキシャキ食感の大根に高菜と、食事のリズムを整えてくれる名脇役たち。細部まで気を配った構成に、料理人の丁寧な心を感じました。
このおにぎり御膳、ただのランチセットとは思えないクオリティ。
まさに「割烹」の名にふさわしい、満足感120％の体験でした！
【まとめ】心が満たされる、鹿児島の“ごちそうおにぎり体験”
「おにぎり割烹 七変化 波美の澄～ka～」は、ただの食事処ではありません。
ここには“おにぎり”を通して感じることのできる、季節、素材、職人の技、そして地元愛がぎっしり詰まっています。
メニューに惹かれ、店内の雰囲気に癒され、そして食べて心が温まる
この一連の体験は、まさに「七変化」の名にふさわしい満足感でした。
お米の粒立ち、具材のこだわり、そして提供の丁寧さに、食べる側への“おもてなし”を感じました。
「また誰かを連れて来たい」と思わせてくれる、そんな一軒です。
おにぎり割烹 七変化 波美の澄～ka～｜店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | おにぎり割烹 七変化 波美の澄～ka～ |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市東千石町1-31 変なホテル鹿児島天文館 1F |
| アクセス | 鹿児島市電「天文館通」駅より徒歩約2分 |
| 営業時間 | 6:00～13:30（L.O.13:00） |
| 定休日 | なし（年中無休） |
| 座席数 | 約50席 |
| 個室 | なし |
| 駐車場 | なし（近隣にコインパーキングあり） |
| 支払い方法 | クレジットカード利用可 |
| Googleマップ | 地図はこちら |
| 公式Instagram | @namino_sumi_ka |
